【質問返し】ベーシックインカムになるなら、貯金・投資する必要ある?

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本日は、読者さまからの質問にお答えしていきます!

最近ほとんどブログを更新せず、ごめんなさい。

私が多忙というだけではなく、世の中としても「すでに書いたことばかり」になってきてしまって……。どうも筆が乗らない日々が続いておりました。

そんな中、とてもいいご質問をいただいたので、皆さんと共有(※一部抜粋)しながら解説していこうと思います。

前回のインスタライブでベーシックインカムの話があり、
もう遠い未来の話ではないのかな?と興味深くみさせて頂きました。

1つ今回のベーシックインカムの話を聞いて疑問に思った事があったのですが、急に老後2000万円問題が取り上げられたり、NISAが2024年から非課税恒久化になるなど、政府が老後資金は政府に頼らず自分で用意してね!という言動が顕著だなと思っていたのですが、ベーシックインカムは配るけど、老後資金は自分で用意してという言動だとすると、どういう意図なのだろうか?と思いました。

もちろんベーシックインカムもそれだけで十分暮らせる金額は貰えないという話は聞くので、ベーシックインカムは配るけど、プラス足りない分は自分でNISAするなり用意してねという事の表れなのかな?と思ったりもしました。

また、NISAなど株関係に関しても、
しばらく下がる一方な気もしますし、資本主義に代わる新しい経済の世界になった場合、株で運用して将来の資金を用意するという考えも変わってくるのか?でも、今、政府がNISAの非課税恒久化を言っているのであれば、今までの様に運用でものすごく増えるというのはないにしろ、多少は増えるだろうから、NISAも使って老後資金の足しにしてねという意図なのか?とも思いました。

もし、宜しければこうではないかな?というお考え等、お手すきの時にお伺い出来たらと思います。

質問者さま、ありがとうございます!!

「政府」「世界」と言っても、いろんな考えの人がいる…

まず、大前提として、一口に「政府(の方針)」と言いましても彼らの考えはバラバラです。

故安倍元総理、菅元総理、岸田総理、河野太郎さん…etc. 派閥だけではなく、それぞれ微妙に別な方を向いて日本の未来を見据えています。

そんな中で世界的な「新しい経済」へのオペレーションを行っている訳ですが、自民党や内閣の人間全員がそれに乗っ取って素直に政治活動を行っている訳ではないのです。

もっと言ってしまうと、世界的なオペレーションの中では、自民党という旧体制もいずれは総崩れしなければいけません。

つまり、私たちは、現状、旧体制の政治に乗っかりながら同時に未来を見据えて準備をしていく必要があるのです。

質問者さまの疑問に答えるならば、「老後2000万円問題・恒久NISA・今のような株式システム」は旧体制の資本主義の考え方、「ベーシックインカム」は未来の経済システムの考え方。

これからが矛盾するように見えるのは、それを取り決めた人たちの向いている方向性が微妙に違う中で、新旧の物事が同時進行しているからなのです。(ややこしいですね…)

直近の危機に備えながら、未来を楽しもう!

「いつから新体制になるのか?」「どこまで投資・貯金をしておけば安心なのか?」

気になるところではありますが、そこまでは私にもはっきりわかりません。

おおよその目安となるのは、ダボス会議などで一つの区切りとされている2024年です。

だから私もしきりに「2024年から経済システムが変わる」とお伝えしていますし、このブログの当面のテーマを「2024年の新しい社会・経済に向けて、備える」と設定しています。

私の直近の見立てでは、2024年頃に国際的な新しい経済システムが世の中にお披露目されて、新興国や経済破綻した先進国から広まり、最後2026~2030年くらいにゆっくりと日本へ浸透していく……そんな流れかなぁと思っています。

日本は世界中でもとりわけ治安が良く、物価高・低賃金といってもまだまだ経済が豊かです。健康保険すら自己責任な国とは違い、困窮すれば社会保障にも頼れます。

そんな日本はきっと、これから数年、しばらく世界の混乱の割を食うといいますか……。

難民受け入れ、食糧・エネルギー価格の高騰、世界企業の日本進出、外国人の人口増加、社会保障の削減、増税、などなど。

直近で見れば想定される困難はたくさんあり、私たちはそれらの危機に備えていかなければいけませんね。

ただし、個人レベルではそれほど大きな弊害はないと思うのです。あって、物価高騰や低賃金の対策が必要なくらいじゃないですか?

ニュースではこれからもいろんな問題が騒がれることと思いますが、私たちの生活でできることは限られており、結論はすごくシンプルになるはずです。

  • 無駄遣いせず、必要なものにお金を使う
  • 向こう10年くらいの将来に備えて、貯金・投資・消費のバランスを整える
  • 物価高騰や収入不安定になることに備えて、働き方を見直す
  • 国内だけではなく世界のニュース(出来事)に目を向けてみる

今、時代の大きな大きな過渡期ですから、遠くでショッキングなことが起こるのは仕方がない!

ただし、その影響をできるだけ受けない(または緩和する)ことは、日々の心がけ次第で案外簡単だと思うのです。

質問返し、まとめ

最後に、質問者さまへダイレクトな質問返しをさせていただきますね!

  • 政府の考えと世界的なオペレーションがバラバラだから、金融政策も矛盾だらけ
  • ~2030年くらいまでは、今の貯金・投資で備える必要性あり
  • それ以降は、ベーシックインカムの出方次第(どうなるかは不明)
  • 将来的には、投資・貯金の在り方も全く新しくなりそう
  • どうなっても、まずはこの先10年くらいの難局を楽しく生き延びよう!

箇条書きではありますが、こんなところです。いかがでしょう?

では、また次回!

参考リンク

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