本日は、2022年3月16日に起こった地震の総括を行いたいと思います。
その日の23時36分頃、福島県沖で最大震度6強の地震が発生しました。
東北ならず関東までもが大きく揺れて、怖い思いや住宅の家具転倒・家財破損などの被害に遭った人も多いと思います。
わが家の住む地域は、震度5強でした。
日本は地震大国なので、いつまた同じ規模またはそれ以上の地震が起きるかわかりません。
今回のように大きな地震が発生した直後は、自宅の被害状況を確認した後、次の大地震に備えることが大事です。
そこで本日は、わが家の防災対策の見直しを、このブログ内でやってみようと思います。
やっててよかったこと
結論として、わが家はほとんど被害がありませんでした。家具転倒はもちろん、収納していたもの(食器、本、小物など)もほぼ落ちてこなかったのです。
落ちてきたのは、一部の調味料類や棚上のぬいぐるみくらい。
ひとまず日頃の防災対策が一定程度、功を奏したのではないかと思っています。
今回、特に「やっててよかった!」と感じたことをあげてみますね。
1、立地がよかった
うちは(夫が)転勤族。数年ごとに異動となる上に、辞令交付から異動完了まで2週間で引っ越しを済ませなければいけないという……結構アレな企業です。
なので住まいにはほとんどお金をかけていませんし、住環境を吟味する時間がありません(涙)
ただし、防災&防犯対策だけは徹底してこだわっております。
引っ越しが決まった時、最初に重視したのは立地です。
ハザードマップや過去の災害被害などを調べて、有事でも極力被害が最小限となりそうな地域を選びました。
また、火事やライフライン断絶などがあった時に備えて、入り組んだ細い路地にある住まいではなく、大通りに面しているところを選びましたね。
2、低層階だった
最近のタワーマンションは耐震・制震・免震構造になっているので大丈夫かと思いきや……知人やママ友の話を聞くと「かなり揺れた」「ものがたくさん落ちてきた」「エレベーターが止まって大変だった」などという声もありました。
構造の精度はまちまち、といったところなのでしょうか?
一方、わが家は低層階の住人。これは防災対策以上に、子どもたちの足音が極力近所迷惑とならないようにという理由です。
しかし、結果としてこの選択にも今回かなり救われた気がします。
同じ地区の高層マンションに住んでいる知人が、家具の転倒と破損で数日間大変だったようなので。
3、家具は倒れても動線を塞がないよう配置していた。
わが家では、家具を通路と並行には絶対に置かず、垂直になるよう設置しています。
万が一、家具が倒れたりものが飛び出したりしても、通路ではなく壁側に家具やものが散らばるようにしたのです。
これ、引っ越し直後は夫と少し揉めました。「開閉時に不便だ」言われてしまって……。
でも、やっぱりわがままを通してよかったなと思っています。
4、棚には下に重いもの・落ちたら困るものを収納する
食器棚や子どものおもちゃを収納する棚には、まず最下層に「重いもの」「陶器やガラスでできているもの」「落ちてきたら困るもの」を収納しています。
こちらも、特に食器の収納については夫からブーイングがあったのですが……我を通して陶器・ガラス類はすべて足元に収納しました。
もちろん、上にあったほうが取り出しやすいんですけどね。食器を取り出すたびにしゃがまなければいけない面倒はありますが、いざという時の安全には代えられないと思ったのです。
唯一の改善点は「醤油瓶」
以上、4点の備えによって大事を免れたわが家でしたが、たった1つ盲点だったのは「醤油瓶」でした。
傾けるだけで注がれる瓶だったので、地震で倒れた際に中身がこぼれて食器棚の中と床が醤油まみれに……。
後日さっそく、醤油瓶をこちらに買い換えました!
正直、私としてはこっちの使い切りタイプにしたかったのですが……まあ、これまで散々こだわりを聞いてもらって来たので、今回は夫にこだわりを譲りましょう!
これからも夫婦で話し合いを続けながら、防災対策の精度を上げてまいります。
では、また次回!