本日は、「ジュニアNISA廃止」について学びなおし。
これからお子さんのための投資をお考えなら、「NISA」か「積立てNISA」がおすすめ。
今から「ジュニアNISA」に入ることは、おすすめできません。
「ジュニアNISA」とは?
- 対象者は、日本に住んでいる0歳~19歳(口座開設する年の1月1日現在の年齢)
- 株式や投資信託から出る利益(配当金・分配金・譲渡益)が非課税になる
- 1人1口座のみ
- 毎年80万円まで投資可能(余っても翌年に繰り越しできない)
- 投資期間は2023年12月末まで(これまで投資した分は引き続き非課税で保有できます)
「ジュニアNISA」廃止後の対応は?
- 18歳未満は払い出しできない→何歳でも払い出せるようになる!
- 払い戻しは全額のみ。一部解約はできず、口座閉鎖となる
- これまでの投資金は、引き続き非課税で保有できる(ただし、増額はできません!)
- 非課税で投資を続けたいなら、ほかの「NISA」「積立てNISA」に新規で入る必要がある
現在ジュニアNISAで保有しているお金については、2024年からいつでも払い出すことができます。
使わないなら、お子さんが18歳になるまで、そのまま非課税で取っておくこともできますよ。
ただし、18歳まで非課税で保有するためには、5年後ごとに手続き(=ロールオーバー)を繰り返さなければいけません。これが後々、とても面倒になると思います!
ですから私は、2021年以降新たにジュニアNISAの口座開設はおすすめできません。
人によっては「2023年ギリギリまで非課税枠の恩恵を受けるため、今こそジュニアNISAをするべき!」という専門家もいらっしゃいますが……そこは見解が分かれるところです。
投資の最終判断は、ご自身で行ってくださいね。
では、また次回!