本日は、「高額商品を買う前には、”月割計算”して買うといいよ!」というお話です。
月割計算の方法(オリジナル)
まずはじめに、原則「月割計算」とは簿記で使う専門知識です。
しかし、そこから派生して難しい計算をしなくても、シンプルに大きな金額を月の数だけ分割することも「月割計算」と呼ぶことがあります。
今回は、後者の意味でとらえてくださいね!
そして、私が高額商品を買う前にイメージする月割計算の方法は、下の式で求められます。
月割計算額=商品の金額÷使う(予定)月数
使う(予定)月数は、現実的に考えないと意味がありません。
服やジュエリーは、これまでの自分のサイクルから計算してみてください。
日割り計算じゃダメなの?
もちろん、日割り計算をしてもいいと思います。
しかし日割り計算にすると、月割計算額からさらに365日で割る必要があり計算式がより複雑になってしまいます。
また、一般的に家計簿をつける際には月ごとに収支計算をおこないますよね。
毎月の家賃・食費・水道光熱費などにプラスして、高額商品の月割計算額も家計簿に組み入れてみてください。
そのうえで「家計が予算範囲内に収まりそうか?」を考えてほしいのです。
月の予算をオーバーしてしまうなら、下のような対策が必要ですね。
- 収入を増やして、支出の範囲を広げる
- より長く使うと決めて、「使う(予定)月数」を増やして計算しなおす
理想は、両方合わせて対策をおこなうことですね。
毎月+5,000円を目指して副業を始めるとか、メルカリで不用品を出品するとか……仕事を変えたり辞めたりしなくてもできることはありますし、生活をより豊かにする前向きなトライになると思います。
また、せっかく高額な商品を買うのですから、丁寧に長く使ったほうがいいですよね。
長く使えば使うほど、月割計算額は少なくなり「お得に買い物ができた!」ということになります。
私が最近買った高額なもの
昨年、私はハイブランドのお財布を買いました。
二つ折りのもので、税込8万円ほどだったと思います。
30歳の記念に購入を決め、最低10年はリペアしながら使うつもりです。
月割計算額は、8万円÷120か月=667円(小数点以下は四捨五入)
子どもが生まれてから、自分の持ち物に8万円も出すことはなかったので、私にとっては思い切った決断でした。
でも、月667円なら十分無理のない金額ですし、直しながら10年以上使えそうなので、いい買い物ができたと思っています。
買いすぎには要注意!
どんなに月割計算額が安いからと言っても、たくさん買いすぎてはすぐに破産してしまいます。
例えば、10万円のバッグを10年使う場合。
月割計算額は、10万円÷120か月=834円(小数点以下は四捨五入)
これだけを見れば無理のない金額ですが、同じ価格帯のバッグをすでに4つ持っていたらどうでしょうか?
834円×5個=4,170円
月の負担があっという間に高くなってしまいますよね。
高額商品の購入は、1カテゴリごとに1つにとどめて大事に使っていくのがおすすめです。
バッグが1つ、洋服が1着、というように。
目の前の金額にとらわれるよりも、広く長い目で見て楽しいショッピングをおこなっていきましょう。
では、また次回!