olympic symbol landmark

本日は、「グレードリセットしましたよ!」という話をしていきます。

グレートリセットとは、2008年に米国・社会学者のリチャード・フロリダ氏が著者タイトルとして用いて有名になった言葉で、「世界がより良くなるように、経済・社会・環境などに関する仕組みを見直し、刷新(リセット)しよう」という考え方を意味しています。

このグレートリセットが次に使われて注目を集めたのが、2022年のダボス会議(世界経済フォーラム/WEF)でした。ちょうど岸田総理が「新しい資本主義」を掲げた頃ですね。

正確には、ダボス会議が開催予定(コロナなどの影響で延期され、実際には2022年開催)だった2021年頃からいろんな形でグレートリセットはすでに開始しており、コロナからのライフスタイル刷新、SDGsの普及、多様性への関心・理解、気候変動問題の解決、金融システムの変更などが今日まで着々とおこなわれてきた訳です。

ではなぜ、当ブログでは、今さら「グレートリセットしましたよ!」と宣言しているのかと言うと……やはりオリンピックの開会式を節目と考えるのがよいというか、わかりやすいかなと思うからです。

これでは水面下で着々とグレートリセットしつつも、表(メディア)では戦争をやってみたり、選挙をやってみたりと旧体制 vs 新体制は相互にやり合う形が取られており、見た目ではシーソーゲームのよう。「グレートリセットするのかい?しないのかい?どっちなんだい!?」みたいな(笑)そんな印象でした。

しかし、オリンピックの開会式のあの演出によって、裏はもちろん表でも「こっち側(グレートリセット)に行くよーーー!」というセレモニーがおこなわれたと、私は理解しています。

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