本日は、「欧米銀行の破綻と経営不振」について学びなおし。
今月からやっと、金融リセットの”具体的な動き”が目に見える形ではじまったかな~という感じです。
欧米銀行が次々と破綻・買収へ
3月10日には米国・シリコンバレー銀行、19日にはクレディ・スイスが買収されるなど、今、欧米の銀行が次々と限界を迎えようとしています。
もちろん、それらの金融機関の経営不振は今月から雪崩のように起こった訳ではありません。
前々から、普通に経営していれば決してここまで存続なんて不可能だったくらい、債務(借金)を膨らませていたはずなんです。
でも、これまでは「なければ国に守ってもらえばいい」という考え方のもと、ズブズブでお金を刷り散らかしながらどうにかこうにか続けていたのです。
しかし、いよいよ新しい経済に変更されるにあたって、欧米全体が「もう守れませんよ~」という状態になってしまった。
だから、延命措置を外された金融機関が、今まさに次々と「もうダメ…」となっている。ただそれだけです。
この現象、その気になればリーマンショック時のように全世界で同時に大規模な金融ショックを起こすこともできたはずなんですが……今回はそうはならない様子。(きっとリーマン時の教訓を生かしたんでしょうね)