本日は、「ジャニーズと政治」について学びなおし。
たまにはエンタメについても触れてみようかと思います。
最近のジャニーズ事務所は、私がここで書くまでもなく弱体化の一途をたどっていますよね。
それって、何もどこかで誰かが政治的に手を回してるって訳ではありません。
ただ、政治との繋がりで言えば、ジャニー喜多川さんが亡くなってからは完全にバックアップのくびきが外れてしまった状態。いい意味でも悪い意味でも、ほかの芸能事務所と大差ない普通の組織になってしまったんですよね。
これまではずっと、国内外の強力な後ろ盾があったのに……。
そんな話を、今回は「ジャニー喜多川氏の経歴」や「昨今の韓国芸能の事情」などにも触れながら、お話していこうと思います!
ジャニー喜多川氏の経歴
ジャニー喜多川氏は、実業家である前に戦後政治との結びつきが非常に強い人物です。
Wikipediaを見ても、以下のような経歴がわかります。(※参考程度にご覧ください)
- 第二次世界大戦終結後、ショービジネスの世界へ入っている
- 美空ひばりとその育ての親・川田晴久と共に日本の芸能界へ進出
- アメリカ軍関係の仕事の一環として、朝鮮戦争による戦災孤児に英語を教授
- その後、アメリカ合衆国大使館軍事援助顧問団(MAAG)の職員として勤務
- その後、日本の大学進学・バンド結成などを経て、ジャニーズ事務所を立ち上げる
もう、ビジネスマンでもアーティストでもなく、出自はほとんどアメリカの軍人です。
そもそも美空ひばりさんだって、日本の戦争士気を掻き立てるための国策として誕生し、発展していった人です。その師匠である川田氏と交流がある時点で、純粋なショービジネスの世界にはいない訳ですよね。しかも、美空ひばり・川田晴久のWikipediaも追加で見てもらえばわかる通り、戦後のショービズなんて、裏社会の人間とズブズブ……。
これまで書いてきた「政治と宗教のつながり」シリーズなどで散々お話してきた世界が、芸能方面でも広がっていたという訳です。政治家も宗教もヤクザもビジネスマンも芸能人も、みんな同じ穴のムジナ。
そんなジャニー喜多川氏が設立したアイドル事務所なんて、美空ひばりの流れを受け継ぐ戦後の国策でないはずがありません。
【考察】男性アイドルグループじゃなきゃいけなかった理由
(※この段落は、私が上記のことを踏まえて考えた「考察」になります)
それまでの日本芸能は、アイドルこそいれど大所帯の「アイドルグループ」はありませんでした。
ジャニー喜多川氏がアメリカ軍と繋がりがあること、バンド経験があること、自分の嗜好(噂はありますよね?)、いろんな理由があって「男性アイドルグループ」が誕生したのだと思います。
また、日本って歌舞伎や相撲の文化が根強いので、その辺りをモデルにしたのではないかとも言われているようです。
若い男性が一人前の役者・力士になるまで目をかけ金をかける「タニマチ文化」。これをそのままショービズに移したのがジャニーズ事務所といったところでしょう。
ジャニーズの衰退は、金融リセットと無関係ではない
広い解釈にはなりますが、今の社会・経済の刷新の流れとジャニーズ事務所の衰退は、一連のオペレーシで繋がっています。
これまでジャニー喜多川氏のバックにいたのはアメリカ軍であり、日本にとってのGHQであり、朝鮮系ヤクザや宗教家の一端です。
アメリカが世界(アフガニスタン・イラン・ウクライナ)から軍を引いたり、米国が金融引締めを行ったりして小国化を進めている中で、ジャニーズ事務所についてもアメリカ側から「もうバックアップしないよ」というオペレーシが働いているものと思われます。
また、安倍元総理も亡くなって、安倍さん率いる自民党・清和会(GHQの流れを組む政治を行う派閥)もかなり弱くなってきました。
清和会同様にその下で大衆向けプロモーションなどを担ってきたジャニーズ事務所も、政治的な役割は終了という訳なのです。
これは別に、今のジャニーズ事務所に政治的な圧力がかかっていて潰されようとしている訳ではないと思います。
ジャニー喜多川氏が亡くなったことを機に、アメリカからの関係を外されて、自民党・清和会と運命を共にしているといったイメージですね。
韓国事務所がジャニーズを取り込みはじめるかも!?
(※この段落も、私の考察・妄想のコーナーとなります)
今、アメリカともっとも密な関係性にあるのは、韓国です。軍事を中心に、政治的にも経済的にも韓国はアメリカなしでは存続できません。
そんな韓国の芸能は近年、伸び盛り。韓国人アーティストを海外進出させるのみならず、日本人やアメリカ人などの海外からのアーティストを韓国事務所で育成し、グローバル・グループとしてデビューさせるなど国策として取り組んでいます。
最近では、平手友梨奈さんが韓国の芸能事務・HYBE傘下の日本法人に電撃移籍したニュースが話題となりました。
この流れがジャニーズにも派生して、脱退・退所などした男性アイドルが韓国事務所に移籍する可能性……十分ありますよね!?
韓国人男性には徴兵制があり、BTSのようにどんなに売れてもいつかは活動休止となってしまいます。しかし、日本など海外からすでに有名人である男性アーティストが入って来てくれたら、長く太く活躍してくれるでしょう。
アメリカの影響力が強い韓国の芸能事務が、似たような背景で発展してきたジャニーズ事務所の人材を見逃すはずないと思うのですが……。
本来、エンタメや芸能スキャンダルはこのブログで取り上げることはありません。
ただ、ジャニーズ事務所だけはバリバリ「戦後の国策」という部分があり、少しその行く末に注目しているところです。
では、また次回!