近頃、SNSや経済系メディアの相場に関する極端な論調に危うさを感じています。
「自民公明の連立離脱で、日本株・国債・日本円の『トリプル安』を懸念」とか、「トランプ氏、中国に追加関税100%とソフトウェア輸出規制を発表し、ウォール街は震」など。
確かに経済の根底を揺るがす事象が次々起こっているのは事実です。ただし、その後どうなるかという観点では、各報道・インフルエンサーの見解があまりにも極端すぎるというか、悲観的すぎるというか(慣れない事案ですから怯える気持ちもわかるんですが)、目線が短期的すぎるというか……。
市場をかえって混乱させ、個人投資家を狼狽させる情報ばかりが出回っているように見えて、「適当なことばかり言って勘弁してよ…」というのが私の率直な感想です。
【※これからお話しすることは、あくまで私の予想です。それ以上の価値はありませんので、皆さんの投資の最終判断は必ず自己責任のもとご自身で行っていただくようお願いいたします】
数年先まで日本株ブームは続くと予想
今、金や仮想通貨と共に日本株(主に日経平均株価)が上昇傾向です。
ただし、今後の自民党次第では短期的に下落する日もあるでしょう。現に、この連休中の先物は2,000円以上下げており、連休明けの暴落が懸念されています。
しかし、下がると言っても45,000円台。昨年の今頃なんて、39,000円台で「久しぶりに上がった!」ってメディアは言っていましたよ。下げ幅は激しくても、長期的に積み立てていた人はそれほど赤字になっていないはずです。
各国の政局が不安定なため、時々大きな下げはあるかもしれませんが、そんな微調整を経てもなお数年先(ステーブルコインが世界に浸透するまで)は現在の金・仮想通貨・株価の上げ基調は続くはずです。
億単位でデイトレードする投資家にとって、数日で2,000円の下げは大事件かもしれませんが。少額を地道に積み立てている投資家にとっては関係のない話ですので、その勢いに引っ張られないようにしましょう。
米国も日本も、国債は緩やかに下落
現在、各国の国債はステーブルコインの裏付けになることで「場持たせ」が成されています。
短期で急激に価値を落とす可能性は低いですが、ほどなくデジタル通貨による裏付け不要の経済が到来するわけですから、その賞味期限のカウントダウンは始まっていると捉えるべきです。
国内ステーブルコイン「JPYC」の代表取締役・岡部典孝さんも、自身のSNSで度々、JPYCが期間限定のツールである旨を示唆する投稿を行っています。
世界中で資産の裏付けがあるデジタル通貨(ステーブルコイン)が普及したら、国債の役割はおしまいです。続いては資産裏付けなしのデジタル通貨に代わります。
昨今の資産高の根底にあるのは、通貨価値の崩壊
金・仮想通貨・株高の話に戻りますが、これらが起こっている要因として根底にあるのは、ドル・円などの「現物通貨の信用崩壊」です。
新興国はすでに自国通貨の信用が失われており仮想通貨に切り替わっています。欧州は明らかな財政難で、絶賛どこも政権崩壊中。ステーブルコイン導入には二の足を踏んでいる印象なので、まずはユーロ(EU)を徹底的に機能不全にするようなインパクトの混乱が起きなければいけません。
一方、米国はトランプ氏の発言に翻弄されながらも経済面は比較的順調にステーブルコインへの移行が進んでいます。そして日本も……。
世界はいろんな過程を経て、現物通貨からステーブルコイン、さらには次なるデジタル資産へ移行するべく動いています。
現在の全面資産高が証明している通り、世界の基軸通貨だったドルは今後もどんどん価値を下げることになるでしょう。現状、国内では円安が騒がれていますが、我々が本来備えるべきは急激な「円高」です。その頃にはドルの価値も円の価値も大きく下落していることになるのですから。
まとめ
世の中が大きく変わる時代には、少しの変化も騒がれますし、まるでそれが長く続くとでもいうような前提で予想されることがあります。
でも、それ以前から俯瞰して世の中を見ていれば、「円安が続くわけがない」「株価が大暴落するわけがない」と気づくはずです。
声が大きく、主語の大きいメディアやインフルエンサーの言葉に惑わされずに、ご自身の目で世の中を見る力をつけていってくださいね。
では、また次回!
