本日は、「全国統一小学生テスト」について学びなおし。
現在、うちの第一子(男児)が幼稚園の年中なのですが、年長目前となった今、ママ友界隈から「●●ちゃんは”全統小”を受けたらしい」とか「●●くんのお兄ちゃんは、過去に全国上位だったことがある」などという情報が聞こえてくるようになりました。
「さすが東京!」と、心の中で秘かに思っております……。
大前提として、うちは小学校受験をしませんし、子ども主体で教育や習い事はやっていく方針です。
でも内心、個人的には「子どもさえ良ければ”全統小”、試しに受けさせてみたいな~」と思っております。
受けるにせよ受けないにせよ、知らなければ判断できませんので、自分の中でホットな話題である今のうちにブログでまとめてみますね!
全国統一小学生テストとは?
- 四谷大塚が主催、日本全国の学習塾で一斉に行われる小学生を対象とした学力テスト
- 2007年からスタート
- 受験料は無料
- 全国に試験会場がある(約2,500会場)
- 年長から小学1年生~6年生までが対象
無料ってすごいですよね!
その分、入塾などによって収益を回収していると思われます。
学年別の特徴は?
年長生
- 出題は、国語と算数の融合問題
- 「考える力」を見る問題が出る
- 試験時間は30分、100点満点
小学生
- 小1~3:出題は、国語と算数
- 小4~6:国語・算数・理科・社会
- 6月の試験範囲は、各学年1学期までの教科書の内容+応用力を試す問題
- 試験の合計時間:小1・2が60分(300点満点)、小3が70分(300点満点)、小4が120分(500点満点)、小5・6が140分(500点満点)
小学4年生から2時間超の試験になるとは……。
ひとまず問題を解ける・解けない以前に「長時間、集中力を保っていられるか?」が肝になりそうですね。
受験するメリットは?
- 全国規模での順位がわかる
- 無料で受験できる
- 連続受験で学力の推移がわかる
未来の学校教育は、認知能力(数値化できる学力)よりも非認知能力(数値化できない意欲・自信・忍耐・自立・自制・協調・共感など)が重視されるといわれています。
しかしながら、私は「非認知能力的な学習が良くて、認知能力的な学習は悪い」という従来の常識を反転しただけの考え方には違和感を覚えるのです。
「どっちも、同じくらい大事でしょ?」と思います。
私の子ども時代からすでに「総合学習」が始まり、成績の付け方が変わり、順位を極力つけないような評価体制になりました。
学校がどんどん非認知能力へ傾いていくのであれば、どこかで認知能力を補う必要性もあるのかなと思うのです。
全国統一小学生テストは、わかりやすい成績開示と順位付けによって、今まさに蔑ろにされがちな認知能力を鍛えるのに最適な存在といえます。
年に2回、認知能力の腕試しとして受けるのはアリなのではないでしょうか?
今のところ「来年の受験を考えています」
息子が来年に年長生になるので、順調にコロナが落ち着いて子どもの意欲もあるならば、2022年度に全国統一小学生テストを受けさせたいです。
また、小学校に入る前に「うちの子がどれくらい集中して机に向かっていられるのか?」を親として確かめておきたい気持ちも……。
まだ実際にどうなるかはわからないんですけれどね、すべては本人次第ですから。
では、また次回!