【新月】2021/05/12インスタライブ「はじめてのNISA&つみたてNISA」まとめと補足

drakes and duck walking on snowy river shore

本日は、「2021年5月12日の新月に行ったインスタライブ」をまとめ直し。

テーマは「はじめてのNISA&つみたてNISA」でした。

「NISA」「つみたてNISA」とは?

利益が非課税になる制度です。

NISAつみたてNISA
年間投資金額120万円40万円
非課税運用期間5年20年
購入方法一括でも積立でも積立のみ
取扱ファンドたくさん初心者向けに厳選

「NISA」「つみたてNISA」、どっちを選べばいい?

  • NISAがおすすめ→いろんな銘柄を買いたい、大きく増やしたい
  • つみたてNISAがおすすめ→銘柄選びで迷いたくない、できるだけ損をしたくない

注意点は?

  • 「NISA」と「つみたてNISA」両方はできない
  • 金融機関も1つしか選べない

しかし、NISAとつみたてNISAは変更することならできます

金融機関も手続きすれば変更することができますが、手間と時間(2週間~1か月ほど)がかかるので避けたいところです。
理想は、1つの金融機関と添い遂げることですね(笑)

口座開設はネット証券がおすすめ!

  • 銀行はやめたほうがいい(手数料が高い、取扱ファンドが少ない)
  • ネット証券なら手続きが楽・手数料が安い・取扱銘柄が豊富でおすすめ!
  • 私は特に、楽天証券・SBI証券・松井証券がおすすめです

そもそも投資信託とは?

投資信託とは「投資商品の福袋」だと思ってもらえるとわかりやすいです。

個別で買おうとすると10万や100万円もする株や債券が、小さい単位に分けられ複数組み合わさって「詰め合わせパック」になった感じです。

しかも、運用は運用会社が担っています。
売買の指示はあなたがするんですが、ファンドの運用実績などを見て福袋の中身や配分を変えてくれるのが運用会社です。

また、投資信託には下のような特徴もあります。

  • 株式の比率が多いほど、値動きが激しい
  • 債券が多いファンドは、値動きが鈍化しやすい(安定最優先ならおすすめ)
  • 海外株式・海外債券は、為替の影響を受ける

つみたてNISAするなら最重要「ドルコスト平均法」について

インスタライブでは、ここの説明が非常に不適切でした。申し訳ありません。
改めて、きちんと説明させてくださいね。

ドルコスト平均法とは、ファンドを一括購入するのではなく、一定額ずつ時間を分けて購入することで高値掴みを抑える方法です

資金が12万円あったとします。
1月に一括購入して、その後、ファンドの価格が下がってしまったら……あなたはファンドを高掴みしたことになってしまいますよね。
でも、毎月1万円ずつ1年間買っていけば……価格が高い時には少なく、安い時には多くファンドを買い付けることができます。(スーパーのお肉と一緒です。同じ金額を払っても時期によって値段が変われば、買える量は変わりますよね!)

ドルコスト平均法、すなわち毎月一定額をコンスタントに長年買い続けることで、一括購入した時に比べるとはるかに安い平均単価でファンドを保有できるようになるのです。

おすすめファンドは?

初めての方には、日経平均225インデックスファンドがおすすめです。
これは、個別ファンドの名前ではなく、日経平均株価に連動しようと運用されているファンド全般を指します。

日経平均225インデックスファンドをおすすめする理由は、下の通りです。

  • ニュース・新聞で値動きがチェックしやすい
  • どの証券会社でも取り扱っている
  • 為替に影響されない

「じゃあ、個別のファンドは何を選べばいいの? 日経平均225インデックスファンドって複数あるんだけど……」という方へ。

個人的におすすめなのは、「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」です。(※PRではありません

理由は5つあります。

  • ニュース・新聞で値動きがチェックしやすい
  • どの証券会社でもだいたい取り扱っている
  • 為替に影響されない
  • 買う時も売る時も手数料がかからない
  • 運用管理費用も0.154%と安い

「eMAXIS」や「eMAXIS Slim」は三菱UFJ国際投信が運用している投資信託シリーズなんですが、最大の特徴は購入時手数料が無料(ノーロード)なことです。
また、運用管理費用も全体的に割安になっています。
総じて、とても低コストで運用できるファンドが揃っているんです!

日経平均225インデックスファンドの他におすすめなのは?

「日経平均225インデックスファンド」をすでに持っているなら、次は下の3ファンドがおすすめです。

国内REITは、日本国内の不動産に投資するファンドです。
私は「都心の不動産は値崩れしにくい」と思っており、新型コロナで株式市場が大揺れしている中でも、東証REIT指数は比較的小幅な値動きをしていると感じます。

米国株式は、投資信託の中でも大きなリターンが見込めるジャンルです。
なぜなら、世界の株式の約50%が米国株だから。(年によって前後します)
大きなリターンが見込める分下がった時のリスクも大きいですが、ドルコスト平均法で長期目線で積立ている人が多いですね。

全世界株式は、日本を含む世界中の株式に投資するものです。
でも、結局その約50%が米国株なので、実質米国株式の相場に大きく影響されます。
ただし、米国株一択よりは世界に分散投資できるので、米国株の値下げ対策として米国株とセットで保有している人が多い印象です。

まとめ

特に大事なところだけを、箇条書きでまとめたいと思います。

  • 「NISA」も「つみたてNISA」も、利益が非課税になる
  • NISAは、いろんな銘柄を買いたい・大きく増やしたい人向け
  • つみたてNISAは、銘柄選びで迷いたくない・できるだけ損をしたくない人向け
  • ネット証券がおすすめ
  • 投資信託とは株式・債券の福袋
  • ドルコスト平均法で長期で少しずつ増やす
  • 初めての人は、日経225インデックスファンド
  • 次に、国内REIT・米国株式・全世界株式がおすすめ

最後の最後にもっとも重要なポイントを……。

投資の最終判断は、必ずご自身でおこなってくださいね!

では、また次回!(インスタライブをご視聴いただいた皆さん、本当にありがとうございました!)

参考リンク

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